近畿大会 樫原VS岸城③

8回裏2点差1アウト塁で打者はキャプテンはなさん。はなさんは、ここまではいい当たりがありませんでしたが最後に岸城さんは3年生が力を発揮します。正直打てそうな予感はありませんでしたが、岸城さんを信じるしかありません。そして打球は左中間へ。1点返してさらにランナー2塁。
ようやく1点ですがあと1点必要です。その後2アウト1,2塁。岸城応援席では関係者が全員手を繋ぎます。祈りが伝わるようなシーンでした。2ストライクまで追い込まれますが打者は次の球を振り抜きます。打球はセンター前へ。セカンドランナーは当然3塁を蹴り本塁へ向かいます。ほぼ観客全員の視線がホームへ向きクロスプレーを予想していたはず。しかしセンターはセカンドへ送球します。1塁ランナーをセカンドで刺すつもりでした。瞬時の判断で凄いプレーでした。しかしギリギリ判定はセーフ。そして同点です。8回裏に2アウト2ストライクから追いつきました。私は信じられませんでした。
さらにサヨナラのシーンですが樫原さんは凌ぎます。9回突入です。
樫原さんは9回表も1点をとり優位に試合を進めます。しかし岸城さんも簡単には終わりません。ランナー2塁でライト前抜けるかと思った打球ですがまたも樫原さんのセカンドが飛びつき1塁でアウトにします。あれがなければ9回裏で終わっていたかもしれません。結果9回裏同点で10回突入。
しかし本当に凄い守備でした。何回か忘れましたが両チームぎりぎりの場面でも躊躇なく3塁へ送球します。少しでも送球がずれたらお終いなのですが・・
10回表1アウト3塁でまたも樫原さんチャンスです。そしてここで南コーチが動きました。捕手を変えました。あとからお聞きしたら1年生でした。打者は内野ゴロですが1塁に送球した瞬間ランナーが本塁へ向かいます。1塁からホームへ送球しクロスプレーはアウトで無得点でした。
10回裏は樫原さんが簡単には得点させません。岸城さんはランナー3塁まで進みますがすでに2アウト。ここまで気迫の投球でまともなヒットすら殆どゆるしていない樫原さんエースはづきさん。しかし岸城さんの打球がレフト前に飛びました。10回裏サヨナラでした。
今思い出しても動悸がするくらいの凄い攻防でした。試合後涙ぐんでしまいました。勝ち負けではなく、試合そのものに感動しました。
そしてあの緊張した場面での捕手の交代は何だったのか・・それはまさにまたも南コーチの神采配でした。
b0249247_001363.jpg

b0249247_002645.jpg

b0249247_003597.jpg

b0249247_004398.jpg

b0249247_005636.jpg

b0249247_01920.jpg

b0249247_01253.jpg

b0249247_013988.jpg

b0249247_015549.jpg

b0249247_02866.jpg

b0249247_022334.jpg

b0249247_023651.jpg

b0249247_024834.jpg

b0249247_025665.jpg

b0249247_035100.jpg

b0249247_031895.jpg

b0249247_032669.jpg

b0249247_034061.jpg

b0249247_035156.jpg

b0249247_043198.jpg

b0249247_044175.jpg

b0249247_045289.jpg

b0249247_045970.jpg

b0249247_051214.jpg

b0249247_052049.jpg

b0249247_053613.jpg

b0249247_054670.jpg

b0249247_061260.jpg

b0249247_062166.jpg

b0249247_063353.jpg

私は関空へ向かう前に南コーチにあの交代をお聞きしました。
10回表の時点で捕手は疲弊しきっていました。当然無理もありませんが、それを瞬時に判断した南コーチは交代したそうです。しかし交代したのは1年生です。あの場面で、いかに疲れたといえど3年から1年へ捕手を交代できる指導者がどれほどいるのかと思いました。その判断と決断力が南コーチだとしみじみと感じました。久宝寺から1年生を積極的に起用する岸城さん、そして交代直後に1年生が本塁のクロスプレーでアウトにしました。1塁から投げたのも1年生です。
その1年生の活躍の直後サヨナラヒットは3年生が打ちました。

樫原さんは昨年全中優勝ですがメンバーは大半変わりました。それでもここまでの強さを見せつけてくれました。優れた棋士が二人存在して初めて名局が生まれるといいますが、まさにそれを実感した素晴らしいチーム同士の名勝負でした。















by hayashi-tax | 2016-08-17 00:22 | Comments(0)