2014年 01月 18日 ( 1 )

下町ロケット

先週岡山の往復で読んだ小説です。
これは面白い、というか感動します。ここ最近ここまで感動した小説は記憶にありません。3月のライオンに匹敵するかそれ以上か・・
作家は半沢直樹で一躍有名になった池井戸さん。どうしてこの人の小説は大田区が毎回出てくるのでしょうか。
内容は、大田区の中小企業が大企業相手に戦い勝利すると言えば簡単すぎますが、パテント問題での訴訟から始まり、それに逆転勝利したのち他の大企業からパテントの売却を持ちかけられます。これはロケット開発にかかわるキーデバイスであり大田区中小企業がその技術を開発したこと自体が有り得ない話でした。何とかして最新の技術でロケットを打ち上げたい大企業はなんとかそのパテントを買収しようと必死ですが主人公は断ります。その代わりに部品提供を提案し、最後はその部品を搭載したロケットが発射していきます。
主人公のカッコいい生き様にしびれます。こういう大人になりたかったとしみじみ思います。思わず今から水素エンジン開発しようかと思ってしまいます。それをJAXAへ提供する・・みたいな。
読み始めたら止まらなく、飛行機が岡山に到着した時に本を閉じるのが苦痛なくらいでした。
パテント譲渡した方が金銭的にははるかに有利なのに、己の拘りのためにあくまでも部品提供にこだわる主人公は、各地で子供たちのために頑張っているソフトの指導者と少しダブります。
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人生金じゃないなとつぶやいたら妻が住宅ローンどうするんだと冷めた事を。

by hayashi-tax | 2014-01-18 19:35 | その他 | Comments(0)