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西村寿行とアイザックアシモフ

高倉健のニュースで出演映画が取り上げられました。その一つが「君よ憤怒の河を渉れ」ですが、原作は西村寿行だという話は、当然ですが一切触れることがありませんでした。
私が世の中で最も好きな作家を聞かれればアイザックアシモフと即答します。2番目を聞かれれば、即答はしませんが西村寿行と回答するかもしれません。
ハードボイルドからパニック小説まで幅広く書いている作家ですが、動物小説が一番好きでした。「黄金の犬」はドラマ化されていたような気がします。ほかには「老人と狩りをしない猟犬物語」が最も感動した記憶があります。
「蒼茫の大地、滅ぶ」も凄かった。バッタで国内が飢饉に襲われ、政府と東北地方が対立して、東北が独立するという凄い展開に驚きました。
「癌病船」も凄い話でした。人間でウイルスを培養してワクチン製造を図るという凄まじい内容で、未だに職業柄その発想の凄さにビビります。生きた人間で細胞培養継代って・・
うーん思い出すときりがないです。

でもアシモフの死亡記事には衝撃を受けました。銀河帝国興亡史半ばで亡くなってしまったアイザックアシモフですが、全世界で何百万人が同じ思いをしたことか。生きていて完結したのならどのような最後になったのかいまだに思います。ファウンデーションの第何部かわすれましたが「鋼鉄都市」に出てきたダニエルが重要人物として登場した時には頭が真っ白になりました。あのダニエルがロボットと言えど2万年後(たしか)に存在しているとは。
果たしてアシモフは最初からこの設定でロボットシリーズも書いていたのか?と思いました。
おまけにアシモフの死因が手術での輸血での感染症だったなんて。

少し懐かしくなって思わず書いてみました。でもわかる人いないかも。
by hayashi-tax | 2014-11-21 22:36 | 中学

名誉所長にゃんた


by hayashi-tax
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